ratoblo

色々書いていきます

MENU

【正しい呼吸法】腹式呼吸と胸式呼吸どっちが正しい?→どっちも違う!

 呼吸って、生きていく上で必ず必要な事ですよね。

当たり前のことを言うな。と怒られそうですが、これが意外とないがしろにされているんです。

 

Q:1日に何回、呼吸をしているか分かりますか?

 

A:20,000回

 

人は1日に20,000回も呼吸をしています。厳密に言えばもっとしています。
30,000回近くする人もいます。

 

同じ動作を20,000回以上も繰り返しているんです!

ものすごい回数だと思いませんか?

 

野球のピッチャーが間違ったフォームで投げていると肩を壊すように、呼吸も間違った方法で繰り返していると、体のあちこちを壊してしまいます。何しろ20,000回以上ですから。
肩こりや腰痛がある人は呼吸を見直す事も必要です。

 

SPONSORED LINK

 

 

呼吸とは

簡単に言うと、皆さんご存知の通り『酸素を体に取り込み二酸化炭素を排出する行為』ですね。

では、これをどのように行っているかは分かりますか?

呼吸方法の分類

ここでよく言われるのが、『腹式呼吸』と『胸式呼吸』ですね。

f:id:ratoblo:20171021004816j:plain

腹式呼吸とは

お腹で呼吸すること。横隔膜を使って、息をする時にお腹を膨らまし、吐く時にお腹を凹める。

胸式呼吸とは

胸で呼吸すること。肩をすくめあげたり、胸を大きく開く事で息を吸う方法。

 

と、よく解説されていますね。

それから続くのは、

腹式呼吸の重要性→腹式呼吸のやり方→腹式呼吸による効果

このような解説が一般的。

これ、やめませんか?

いや、間違ってはないんですけど

正しい呼吸をするのに、そんな分類を知る必要なんてありません。

 

 

正しい呼吸とは、その場面に合った呼吸ができているかどうかです。

 

知っていて欲しい分類

呼吸をする上で知っていて欲しい分類は

  • 『安静時呼吸』
  • 『努力性呼吸』

です。

 

安静時呼吸

リラックスしている時などに、自然としている呼吸

努力性呼吸

運動している時など、大量の酸素が必要な時にする呼吸

 

呼吸筋

安静時と努力時では、使う筋肉が変わります。

表にまとめてみました。
※吸気(吸う時)、呼気(はく時)

f:id:ratoblo:20171020223012j:plain

安静時呼吸

吸気で使う筋肉はたったの2つ!呼気に関しては、筋肉を全く使いません!

空気は肺に入りますが、肺は動く事ができません。周りの筋肉の働きで肺に空気が入ります。

 

(下の図参照)

肺のすぐ下にあるドーム状になっている横隔膜が①のように下がり、外肋間筋が②のように胸を広げる事で鼻や口から空気が入り込みます。
その入った空気の分だけお腹が③のように膨らみます。

f:id:ratoblo:20171020222829j:plain

 

注射器を引くと、血や薬が吸えるのと同じような原理ですね。

f:id:ratoblo:20171020223530j:plain

呼気は、膨らんだお腹と胸が元に戻る弾性力だけで十分なんです。

はく時の方が力がいらないんですね。

 

この呼吸は

楽にできます。

 

努力性呼吸

表を見てもらえれば分かりますが、たくさんの筋肉が働いていますよね?

f:id:ratoblo:20171020223012j:plain

足りない酸素を速く取り込もうと、胸は大きく膨らます!腹は出す!腰は反る!肩はすくめる!それを速く大きく動かす!!

f:id:ratoblo:20171020225221j:plain

「矢印の数だけ努力がある。」これが努力性呼吸です。

 

つまり、この呼吸は

疲れます。

こうでもしないといけないくらい酸素が必要な時に働きます。(スポーツ時など)

 

努力性呼吸の何が問題か

ここで問題となるのは、睡眠等の安静時なのに努力性の呼吸をしてしまっている事なんですね。

今この記事を読んでいるだけなのに、息を吸う時に肩が上がっていませんか?

 

リラックスした状態のはずなのに、多くの筋肉を使う努力性呼吸をする事で疲れてしまい、睡眠の質の低下や呼吸筋の疲れ、姿勢の乱れにより体を壊してしまう事です。

私の経験上、肩こりや腰痛のある人は
安静呼吸が上手く出来ていません。

 

安静時呼吸がうまく出来なくなる原因としては、

  • 姿勢不良
  • 横隔膜の筋力低下
  • 横隔膜の可動性低下
  • 腹部の拡張不全
  • 胸部の拡張不全
  • 神経麻痺
  • 肥満
  • などなど...。

特に姿勢不良と横隔膜の問題はかなり多いですね。肥満も多い。

これらを改善するために色々とトレーニングをする必要があります。

 

腹式呼吸とか胸式呼吸とか言うの、やめませんか?

安静時呼吸=腹式呼吸、努力性呼吸=胸式呼吸じゃん!

と思った人も多いと思います。

 

間違ってはいないのですが、誤解が生じてしまいます。

 

呼吸=腹式呼吸 or 胸式呼吸

ではなく

呼吸=安静呼吸 and 努力性呼吸

なのです。

呼吸=腹式呼吸 and 胸式呼吸

では、違います。

 努力性呼吸には胸以外の筋肉も使うので『胸式呼吸』と呼ぶのはちょっと違う感じもあります。

呼吸の変化

睡眠時にゆったりと呼吸していたのが、歩き出したりして多くの酸素が必要になり、徐々に努力性が加わり、走り出して活動が増えると全ての呼吸筋を強く使うようになるのです。

f:id:ratoblo:20171020234051j:plain

正しい呼吸は、安静呼吸で足りない分を努力性呼吸で補う。

・心肺能力がもの凄く高い人は、歩く時でも安静時呼吸だけで足りる。

・心肺能力が低い人は寝ていても努力が必要。

 

呼吸は安静時呼吸に努力性呼吸が加わるのが普通です。

『腹式呼吸と胸式呼吸のどっちが正しいなんて無いんですね。』

呼吸は呼吸です!

正しくできているかどうか。が重要。

 

自分の何が悪くて正しい呼吸が出来ていないかを知り、それに対しての改善トレーニングをする事が必要です。

SPONSORED LINK

 

 

呼吸の改善例

「安静座位時に体が前後に動いています。お腹全体で横隔膜の代わりをしてしまっているので横隔膜を鍛えましょう

「安静時に胸が全く膨らまないせいで肩がすくめ上がってしまうので、胸が開けるようにストレッチしましょう」

「肥満でお腹が出ていて腰が反ってしまっています。胸が常に開かれた状態で楽には息が吸えない状況です。そのせいで努力性に吸ってしまっています。痩せましょう。

 

こんな感じで、悪い箇所をピンポイントで治していけば、呼吸は良くなります。

 

最後に

ハチャメチャな文章になったような気がします。

言いたい事がちゃんと伝わったか不安ですが、この記事を読んだ人のタメになれば幸いです。

冒頭と同じ内容ですが、呼吸は1日20,000回以上します。

20,000回もする呼吸が良くなると、体の負担は大きく軽減されるので、楽になりますよ!

ご自分の呼吸を見つめ直してみてください。