7月に入り、一気に暑さが厳しくなってきました。もう完全に夏ですね。
夏に付き物といえば、お祭・海・花火・かき氷・そして、、、
『夏バテ』
ですね。
今回は、そんな『夏バテ』の
- 症状
- 対処法
- 予防法
- おすすめの食べ物
- おすすめグッズ
について書いていきます。
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夏バテ
西洋医学的(病院)には、夏バテは明確な定義がある訳ではなく、夏に見られる体調不良を総じて夏バテと呼んでいます。
東洋医学的(鍼灸・漢方など)には、夏バテは病気として認識されています。
つまり、治す事・予防する事ができるんですね。
症状
- 全身の倦怠感(だるさ)
- 食欲不振
- 思考力低下
- 下痢・便秘
- 睡眠不足
- 頭痛
- 発熱
- めまい
- 皮膚のかさつき
- むくみ
- イライラ
など、さまざまです。
タイプ別分類
①:暑さによるタイプ
②:水分不足によるタイプ
③:逆に冷やしすぎタイプ
に分けられます。
暑さによるタイプ
昔ながらの夏バテです。
暑さにより、体の『気』が消耗されることにより起こります。
簡単に言うと、『元気』が無くなる感じですね。元気がない事で食欲も無くなり、栄養不足からさらに『気』が不足するという、悪循環になります。
症状としては、倦怠感・食欲不振が主です。
このタイプは夏風邪をひきやすいので注意が必要。
水分不足によるタイプ
暑さで汗をかき、『脱水症状』に近い状態になる夏バテです。
汗は、体の熱を発散するためにかくもので、これが出ないとなると体の中の熱が発散されずに、熱がこもる状態になります。
症状としては、乾燥・皮膚のかさつき・イライラ・発熱・頭痛などが出ます。
このタイプは熱中症になりやすいので注意が必要。
逆に冷やしすぎ
最近多いのはこのタイプですね。
冷房が効きすぎている部屋に長くいたり、冷たい物を飲食しすぎる事により起こります。
冷たい物により胃腸の働きが弱り、消化・吸収がうまくいかなくなります。また、汗をかかない事により体内の水分循環が悪くなり、老廃物の排出もうまくいかなくなります。
症状としては、下痢・腹痛・むくみ等があります。
このタイプは、自分が夏バテと気づいていない事も多く、適切な対処が出来ないのが問題です。
対処法
上に挙げたように、一言で『夏バテ』と言っても原因はさまざまです。
その為、対処法も原因に合った方法でする必要があります。
暑さによるタイプ
老化に伴う事が多いですね。
長い時間、外の暑い日差しの元での草むしりを何日も続けると、なりやすいです。それに加え、、高齢者に多いのですが冷房を嫌がって全く使わずにいると、室内でもなります。
対処法としては、まずは体を冷やしてあげること。冷房も適度に使いましょう。
外での作業は、涼しい場所での休憩をしっかり取り、水分補給と栄養補給をしてください。
高齢になると、暑い・寒いといった感覚が狂いますので、家族によるサポートも必要です。
どうしても冷房が使いたくないという場合は、冷ますためのグッズを使うのも一つの手です。
水分不足によるタイプ
簡単に言うと、しっかりと水分補給をする事が大事です。
汗をかいたら、その都度しっかり補給をしてください。
水分補給で大事なのは、飲む物と・飲む頻度です。
*水分補給についてはこの記事の下の方に書いてあります。
逆に冷やしすぎ
冷房ガンガンの部屋で、スマホいじってコーラがぶ飲み。こんな幸せな事が危険なんですね。
冷房は28度にして、扇風機を併用してください。湿度が高い時は除湿(ドライ)を使うと効果的。
冷たい物を飲食するのは止めて、体の中から温めてください。
このタイプの人は、体の中に水分を蓄えすぎているので、しっかり汗をかくのも効果的です。
現代人の夏バテの仕組み
人間の体は、暑い時と寒い時で変化し調節します。
暑い時は、体の中から熱を発散させる為に汗をかくので、体の外側の働きが充実します。
寒い時は、生命力を体の内側に温存して身を守るので、体の内側の働きが充実します。
冷房の効いた部屋にいる時は内側の重視の体なのに、一歩外に出ると暑いので、急激に外側重視の体になります。この繰り返しで体の調節機能がおかしくなると、暑いのに汗をかけなくて熱がこもったり、冷房の効いた部屋にいるのに内側の働きに切り替わらず、内臓に負担をかけたりします。
また、日頃からの寝不足・運動不足・胃腸への負担も原因になります。
予防法
特別な事はしなくても大丈夫です。
現代では、暑さよりも冷房の効きすぎからの夏バテが多いので、冷房の効かせすぎをやめる・冷たい物の飲食を避けるのがポイント。
また、汗をかくのも大切です。風呂やサウナで外から暑くするのでは無く、運動で体の中で熱を作り、その熱を発散するようにしましょう。
汗には熱の発散以外にも、体の中の水分を循環させるという大切な役割があります。古くなった水分を出してくれるんですね。
簡単に言うと、夏を『夏らしく生活する』のが大切という訳です。
後は、暴飲暴食を避け、睡眠をしっかりとるのもポイントです。
おすすめの食べ物
食べ物には、体を温めてくれる食べ物・冷やしてくれる食べ物があります。
温めてくれる食べ物
かぼちゃ・よもぎ・みかん・もも・生姜・たまねぎ・らっきょう・ネギ・シソ・ニラ・クルミ・もち米・エビ・うなぎ・青味魚・まぐろ・牛肉・鳥肉・酒・紅茶・黒砂糖・コショウ・山椒・わさび 等
特におすすめは、やっぱり生姜ですね。漢方でも使われていますし。
生姜を食べるのが苦手な人は、生姜サプリメントもあるので、手軽に利用してもいいですね。
冷やしてくれる食べ物
きゅうり・だいこん・セロリ・トマト・ホウレンソウ・茄子・冬瓜・もやし・イチゴ・リンゴ・梨・小麦・そば・アロエ・竹の子・海藻・緑茶・砂肝・鴨肉・馬肉・豆腐・ヨーグルト・ゆず・れんこん・たんぽぽ・タコ・はまぐり・すっぽん・塩・こんにゃく 等
夏に似合う食べ物が多いですね。
おすすめのグッズ
【水循環マット】
これ、冷房が嫌いな人には特におすすめ。
水を循環させることで冷やしてくれるマットです。
冬には暖かくもできるので、快適ですね。
少しお高いので、ジェルシートならまだ安く買えます。
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【冷感タオル】
水に濡らして、軽く絞るだけで冷たい!!
自分も去年から使っていますが、外にいる時に最適です。
【腹巻】
会社のクーラーが効きすぎている場合など、自分で気温の管理ができない場合は、はらまきでお腹を守ってあげるのもいい!
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【扇風機】
これは必要ですね。我が家ではダイソンの扇風機を使っていますが、羽が無いので危なくないし、掃除も簡単で重宝しています。
※うちにあるのは、ホット機能ありません...。残念。
持ち運びには、携帯用のこんなのも便利!外での草むしり中にも!
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水分摂取
大事なので、最後に書きます。
水分はただやみくもに摂ればいいという訳ではありません。
先ほども書いたように、水分補給で大事なのは飲む物と飲む頻度です。
飲む物
汗をかくと体内の水分が出ていきますが、それと一緒に電解質(塩分)も出て行っています。その為、水分だけではなく、塩分も必要になります。つまり、スポーツドリンクを飲む事が大事なんですね。
ただし、スポーツドリンクを飲むのは大量の汗をかいた時だけです。家にいて汗もかいていないのに飲むと、塩分過多になりますし、甘いので糖尿病のリスクまであります。
おすすめは、アクエリアスかOS1ですね。
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おすすめの飲み方は、こんな粉末タイプのやつです。1袋を1リットルの水で溶かして飲むのが普通ですが、そこを1.3リットルくらいで溶かします。
そうすると、普通に飲んだら味が薄くて美味しくないのですが、汗をかいた後では美味しく感じます。この、自分の味覚で体に必要かどうかが判断できる所がおすすめのポイントです。美味しく感じない時は必要のないときです。
飲む頻度
頻度、大事です。
1日2リットルの水を飲みなさいとか言われますが、極端な例で言うと朝2リットル飲んで昼・夜飲まなかったら体は脱水状態になります。
人間の体はスポンジみたいな物です。その時に必要な水分は吸収するけど、その時に必要でない分は吸収しません。
一気に飲んでも、使われること無く水分が出ていってしまうんです。
つまり、こまめに飲むのが大事です。
1時間に2口程度は飲むように心がけましょう。
最後に
以上、夏バテに関する事でした。
毎年『夏バテ』するそこのあなた!今年はちょっとした対策で、元気に夏を過ごしてください。