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色々書いていきます

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【プロが語る】②:前十字靱帯断裂の診断の流れ【前十字靱帯(ACL)断裂での手術とリハビリ体験記】

【前十字靱帯断裂で手術を受けた専門職の私が、経験も交えながら一般の方にも分り易いように書いていきます。】

第二回は診断についてを書いていきます。

前回の記事では受傷について書きました。

今回は、どんな流れで診断していくかを書いていきます。

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前十字靱帯損傷の診断

前十字靱帯を傷めた恐れがある場合の診断はいくつかあります。

徒手検査

徒手検査とは、医師などが実際に患者さんの体を触って動かしてその反応を診(み)る検査です。

 

  • 前方引き出しテスト
  • ラックマンテスト
  • ピボットシフトテスト

が有名です。

いずれも、前十字靱帯がきちんと膝を安定させているかを診るテストで、陽性(切れていた)の場合は膝が過剰に動きます。

これを受ける時は、力を入れないように!!

脱力がポイントです!!

また、

  • 外反テスト

を行って内側副靱帯の損傷も同時に調べるのも大事です。

*前十字靱帯損傷と同時に内側側副靱帯・半月板の損傷を起こす場合が多くあるからです。

半月板損傷を診るのに使われる

  • マックマレーテスト
  • アプレイテスト

などは、膝を傷めてすぐに行うと炎症を悪化させてしまう為、しない方が良いです。

 

色々と紹介しましたが、熟練したテクニックがないと分かりませんので、試しにしてみよう~ってのはやめた方がいいです。お医者さんに任せましょう。

知人の理学療法士に上記のテストをさせてくれとお願いされて、体を貸しましたが、『よく分からなかった』との感想でした。笑

名誉を守るために書きますが、この理学療法士は脳神経外科が専門なので経験が無かったので、仕方ないです。

関節穿刺

注射を使って、膝に溜まった水分を抜きます。前十字靱帯を損傷している場合、血が溜まります。血を抜いてもらったら動きが楽になりますよ♪

画像検査

  • レントゲン
  • MRI

MRIが無い病院では、とりあえずレントゲンで見てみたりもします。上記したテストのような形で、膝に過剰な動きを出した状態で撮影することにより一応は分かりますが、レントゲンに靱帯は映りませんので、前十字靱帯が切れているかの断定はできません。しかし、骨折しているかは分かります。骨折の可能性も捨てきれないのでレントゲンを撮ることは意味が無くはないです。

骨折の場合、靱帯断裂よりはましです。膝だけにかかわらず、骨折よりも靱帯断裂の方が大変です。骨折だったらまだラッキー。

つまり、MRIを撮らないとはっきりしたことは分からないという事です。

また、半月板損傷をしているかもこれで同時に分かります。(手術中に直接見ないと完全には分かりませんが)

*MRI検査は高額(8,000円くらい)なので、検査の日はお金を多めに持って行った方がいいですよ。痛い出費です。ちなみに、来週には私も術後半年でMRIを撮る予定なので財布の中が心配です。必要な出費ですけどね...。

 

*以上の事は、病院で診てもらうのが大前提です。お勧めはスポーツ系に強いMRIのある整形外科です。近くの病院にMRIがあるかどうかはホームページを見れば分かります。大学病院などに行く場合は、紹介状が必要になる場合もあるので近所の整形外科受信からがいい場合もあります。

 

次回(第3回)は手術について書いていきます。

前回(第1回)断裂の受傷についてはこちら↓

 

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